出産内祝い|毎日疲れているのに

離れた場所に住む年上の友人が出産したのは、40歳と遅い年齢でした。私と友人との関係は妹と姉のような感じで私は誰よりも信頼していた姉が出産して、姪が産まれたような気持ちになりとても嬉しかったです。友人が喜びそうな赤ちゃんの洋服類を詰めたお祝いを贈ると、しばらくして友人から出産内祝いが届きました。私の好みをよく分かってくれている、オーガニックの綿毛布でした。日頃からその肌触りが好きで、最近は全てタオル類をオーガニックコットンに替えたと電話で話していたのを覚えてくれていたのです。その品物もとても嬉しかったのですが、それと一緒に送られてきた薄いアルバムが何より嬉しかったのです。そのアルバムには、赤ちゃんが産まれたその日からの写真が貼られているのですが、横に友人が全てにコメントを付けてくれていたのです。全てのコメントが友人らしくユーモラスでウィットに飛んでいて、写真と見比べながら大笑いしたり涙ぐんだりしました。涙ぐんだ写真はゆったりと授乳している友人の充足感に満ちた顔のものでした。互いに住んでいる場所が離れているので、子育ての様子が分からなかったのですが、そのアルバムで友人と赤ちゃんの様子を知る事ができました。日を追って写真を貼っているので、赤ちゃんの顔が日々変化するのも見てとれました。初めての出産で毎日疲れきっているのに、これを作ってくれたんだなぁと思うと友人の優しさに胸がいっぱいになりました。どんな出産内祝いのお返しよりも、心に響くものでした。